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更新日:2021年2月24日
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くらしの安心情報第120号
くらしの安心ネットとやま
平成28年9月12日
はしごや脚立は、庭木の剪定や本棚の整理、電球の交換など、様々な場面で活躍します。しかし、これらの製品では不適切な取り扱いや不注意による転倒・転落事故が多く、死亡に至る事故も発生しています。製品の正しい取り扱い方法を確認し、注意して使用することで事故を未然に防ぎましょう。
NITE(ナイト)に通知された製品事故情報(※1)では、平成23年度から平成27年度までの5年間で、はしごや脚立による事故(※2)が合計208件(※3)(はしご46件、脚立162件)発生しています。そのうち203件(98%)が人的被害を伴っており、死亡事故2件、重傷事故94件と重篤な被害も多く発生しています。被害者の年代別では、50歳代以上の事故が全体の6割以上を占めており、70歳以上では死亡・重傷事故の割合が高くなっています。
はしごや脚立の事故では、約7割(143件、69%)が使用上の不注意によって発生していますので、適切に取り扱うことで多くの事故を防ぐことができます。
(※1)消費生活用製品安全法に基づき報告された重大製品事故に加え、事故情報収集制度により収集された非重大製品事故(ヒヤリハット情報(被害なし)を含む)。
(※2)ロフト用のはしごや天井収納型のはしごの事故を除く。はしご兼用脚立は、はしご状態として使用したときに発生した事故は「はしご」、脚立状態として使用したときに発生した事故は「脚立」としてカウントする。
(※3)平成28年8月1日現在、重複、対象外情報を除いた事故発生件数。
《問合せ先》
製品安全センター
担当者:穴井、田代
電話:06-6612-2066
FAX:06-6612-1617
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