安全・安心情報
トップページ > くらし・健康・教育 > 生活・税金 > 消費生活 > 富山県消費生活センター > くらしの安心情報(一覧) > くらしの安心情報第118号
更新日:2021年2月24日
ここから本文です。
くらしの安心情報第118号
くらしの安心ネットとやま
平成28年7月11日
7月に入り、気温の上昇とともにエアコン(※1)及び扇風機(※2)を使う機会が増えています。例年、エアコンの電源コードの改造や、扇風機の長期使用に伴う経年劣化(※3)などによる火災事故があとを絶ちません。本格的な使用を迎える前に、身近にあるエアコン及び扇風機に不具合がないかを今一度確認し、事故を未然に防ぎましょう。
NITE(ナイト)に通知された製品事故情報(※4)では、平成22年度~平成26年度の5年間に612件(※5)(エアコン323件、扇風機289件)の事故が発生しています。事故の被害状況をみると、死亡6件、重傷5件などとなっています。平成26年度においては70件(エアコン54件、扇風機16件)の事故が発生し、うち61件(87.1%)が火災に至っています。また、これらの事故は特に7月から8月にかけて多くみられます。
また、エアコンや扇風機において、焦げくさい臭いや異音がする、異常な振動がある、動作が不安定になる、部分的に熱くなる、電源コードや電源プラグに傷みがあるなどの場合には、直ちに使用を中止して電源プラグを抜き、購入店または製造・輸入事業者の修理窓口にご相談ください。
(※1)ルームエアコン、室外機、室内機に加え、コンプレッサーを使用する冷温風機も含む。
(※2)ファンの見えないものやサーキュレーターを含む。USB接続の扇風機は含まない。
(※3)消費者庁が平成28年6月14日付で公表。
「扇風機等の家電製品の経年劣化事故に御注意ください」http://www.pref.toyama.jp/branches/1731/pdf/160614kouhyou_1.pdf(PDF:975KB)
(※4)消費生活用製品安全法に基づき報告された重大製品事故に加え、事故情報収集制度により収集された非重大製品事故(ヒヤリハット情報(被害なし)を含む)。
(※5)平成28年6月1日現在、重複、対象外情報を除いた事故発生件数。
(※6)ここでいうエアコン洗浄に、エアコンの「フィルターのほこり取り」は含めない。「フィルターのほこり取り」については取扱説明書にしたがうこと。
(※7)エアコン、扇風機、電気洗濯機(乾燥装置を有するものを除く)、換気扇、ブラウン管テレビの5品目において、製品の長期間使用に伴う経年劣化による事故を防ぐため、「長期使用製品安全表示制度」が設けられています。
平成21年4月以降に製造または輸入された5品目においては、「製造年」、「設計上の標準使用期間」「設計上の標準使用期間を超えて使用すると、経年劣化による発火・けが等の事故に至るおそれがある旨」の表示義務があります。
《問合せ先》
製品安全センター
担当者:池谷、穴井、田代
電話:06-6612-2066
FAX:06-6612-1617
お問い合わせ
関連情報
目的別情報
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください