更新日:2021年2月24日

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くらしの安心情報第96号

くらしの安心情報第96号
くらしの安心ネットとやま
平成26年9月10日

お知らせ

「平成26年度富山県消費者大会」について

県民の皆様に消費生活に関する知識を深めていただくため、来る10月10日(金曜日)に「平成26年度富山県消費者大会」(主催:富山県、富山県消費者協会、くらしの安心ネットとやま)を開催します。
消費生活研究グループの活動発表や高校生の実践研究発表、NHK「バラエティー生活笑百科」でお馴染みの弁護士の三瀬 顕(みせ けん)さんによる記念講演ほか、くらしの安心ネットとやま構成団体による活動紹介もあります。
多くの方々にご参加いただきたくご案内申し上げます。

  • 日時 平成26年10月10日(金曜日)13時30分~16時00分
  • 会場 富山県民共生センター(サンフォルテ)2Fホール(富山市湊入船町6-7)
  • 入場料 無料(定員300名) ※事前申込不要

(詳細は、http://www.pref.toyama.jp/cms_sec/1711/kj00014667.html(富山県のページ)
http://www.pref.toyama.jp/branches/1731/pdf/H26syohisya_taikai.pdf(チラシ)(PDF:418KB)
をご覧ください。)

目次

  • 「地域の消費者見守り活動」支援の取り組み(お知らせ)
    • 情報提供先として登録していただける見守り活動グループ等を募集します。
  • 悪質商法に関する情報(PDFファイルで添付等)
    • 『スマートフォンに「アダルトサイトの登録料金が発生している。誤操作の場合は連絡を。」とのメールが届きました。驚いて連絡したところ、強引にクレジットカード番号などを聞かれましたが…。』
      (情報ファイルNo.146)情報ファイルNo.146(PDF:87KB)
  • 製品等の安全・安心情報
    • 家具や住宅設備による高齢者及び子供の事故の防止について(注意喚起)

製品等の安全・安心情報

家具や住宅設備による高齢者及び子供の事故の防止について(注意喚起)

NITE(ナイト)に通知された製品事故情報※1 において、家具や住宅用設備※2 による事故が平成21年度から平成25年度までの5年間に、合計805件※3ありました。
被害状況別に見ると、死亡事故1件、重傷事故151件、軽傷事故238件、拡大被害※4 111件、製品破損※4 292件ほか12件となっています。
60歳以上の高齢者※5 及び10歳未満の子供※5 に注目すると、高齢者の事故は142件(被害者106 人)発生しており、子供の事故は合計55件(被害者47人)発生しています。
特に高齢者においては重篤な被害の発生割合が高く、注意が必要です。

家具や住宅用設備による事故においては、次のような事故が多く発生しています。

  • 折りたたみいすを踏み台として使用したため、バランスを崩して転倒し、骨折した。(60歳代・重傷)
  • テレビ台のキャスターのねじ締め付けが不十分だったため、キャスターが緩み、テレビ台を移動した時にバランスが崩れてテレビが落下し、破損した。(60歳代・製品破損)
  • クローゼットの折戸を開け閉めしていたところ、折戸の隙間に右手親指を入れた状態で扉が閉まったため、指が挟まれて爪が剥がれた。(3歳未満・軽傷)

家具や住宅用設備による事故は、設計、製造又は表示等に問題がある等の「製品に起因する事故」が約半数を占めていますが、製品の事故情報や社告・リコール情報を入手することで未然に防げる事故もあります。一方、使用者の誤使用や不注意等の「製品に起因しない事故」は、重傷、軽傷などの人的被害に至る場合が多く、常日頃のメンテナンスや使用の際の注意によって未然に防げる事故が多くあります。
9月15日に敬老の日を迎えるにあたり、家具や住宅設備による事故に遭いやすい高齢者や子供の事故を防ぐため、住宅内での日常的な安全管理を行う保護者の皆様に、社告・リコール情報の周知徹底も含めて、製品を正しく使用していただくため、注意喚起を行うこととしました。

(※1)消費生活用製品安全法に基づき報告された重大製品事故に加え、事故情報収集制度により収集された非重大製品事故やヒヤリハット情報(被害なし)を含む。
(※2)いすやテーブル、棚等の家具及びドアや手すり、浴槽等の住宅用設備を含む。ただし、介護用ベッドや介護用手すり等の介護用設備機器類等は含まない。
(※3)平成26年7月31日現在、重複、対象外情報を除いた事故発生件数。
(※4)製品本体のみの被害にとどまらず、周囲の製品や建物などにも被害を及ぼすこと。被害状況別で、人的被害と同時に物的被害が発生している場合は、人的被害の最も重篤な分類でカウントし、物的被害には重複カウントしない。
(※5)NITE事故情報収集データベース分析上、10歳未満を子供、60歳以上を高齢者と表現している。

《問合せ先》
製品安全センター
担当者:池谷、西澤、長田
電話:06-6942-1113
FAX:06-6946-7280

お問い合わせ

所属課室:生活環境文化部消費生活センター 

〒930-0805 富山市湊入船町6-7 富山県民共生センター内

電話番号:富山本所 076-432-9233、高岡支所 0766-25-2777

ファックス番号:富山本所 076-431-2631、高岡支所 0766-25-2890

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