更新日:2021年2月24日

ここから本文です。

くらしの安心情報第88号

くらしの安心情報第88号
くらしの安心ネットとやま
平成26年1月10日

目次

  • (株)アクリフーズ群馬工場が製造した冷凍食品は食べずに返品を
  • くらしの安心情報(PDFファイルで添付等)
    • 『電気こたつをつないでいる延長コードが、少し熱くなっています。このまま使って大丈夫でしょうか…。』
      (情報ファイルNo.138)情報ファイルNo.138(PDF:125KB)
  • 製品等の安全・安心情報
    • 電源コード及び配線器具の事故防止について(注意喚起)

(株)アクリフーズ群馬工場が製造した冷凍食品は食べずに返品を

(株)マルハニチロの連結子会社である(株)アクリフーズの群馬工場が製造した冷凍食品の一部から、農薬(マラチオン)が検出されました。これを受けて、(株)アクリフーズの群馬工場が製造した冷凍食品について、自主回収が行われています。
マラチオンは有機リン系の殺虫剤であり、食べた場合、症状としては吐き気・おう吐、唾液分泌過多、発汗過多、下痢、腹痛、軽い縮瞳等が知られています。
詳しくはこちらをご覧ください。
消費者庁HP:http://www.caa.go.jp/(消費者庁のページ)(外部サイトへリンク)
http://www.caa.go.jp/safety/pdf/140108kouhyou_1.pdf(消費者庁のページ)(外部サイトへリンク)

製品等の安全・安心情報

電源コード及び配線器具の事故防止について(注意喚起)

電源コード及び配線器具の事故(※1)は、たこ足配線やホコリ、水分の付着による電源プラグのトラッキング現象(※2)など火災に至る事故が多く、重篤な人的被害も起きています。加えて、冬に事故件数が増加する傾向があり、事故防止のための注意が必要です。
NITE(ナイト)に通知された製品事故情報(※3)のうち、電源コード及び配線器具の事故は、平成20年度から24年度までの5年間に999件(※4)ありました。
被害状況別にみると、死亡事故16件、重傷事故5件、軽傷事故115件、拡大被害(※5)506件、製品破損等357件ありました。
事故発生状況を分類すると、次のような事故が冬に多く発生しています。

  1. コードが繰り返しの引っ張りや屈曲や家具等の荷重・負荷で断線、ショートし、発火した。
  2. コードの修理・改造時にねじり接続等の不適切な接続を行ったために接続不良で異常発熱し、発火した。
  3. コンセントとプラグの隙間にホコリや水分等が付着し、トラッキング現象が生じて発火した。
  4. たこ足配線等で定格を超える電気製品を使用してコードが過熱、ショートし、発火した。
  5. コンセントとプラグの隙間にアース線等、導電性異物の挟み込みによってプラグの栓刃間でショートし、発火した。

電源コード及び配線器具の事故は、日頃の清掃や注意事項を守ること等で、未然に防ぐことができます。社告・リコール情報の周知徹底も含め、製品を正しく安全に使用して事故を防止するために、注意喚起を行うこととしました。

(※1)ヘアドライヤーや電気ストーブなどの電源コード(電源プラグを含む)及びテーブルタップやコンセント等の配線器具の事故を含む。ただし、壁コンセントより内側の屋内配線の事故は除く。
(※2)トラッキング現象:テーブルタップやコンセントに電源プラグを長期間差し込んだままにしていると、コンセントやプラグの周辺にホコリがたまり、そこに水分や油分が加わるとプラグの栓刃(差込刃)の間の樹脂部分に電流が流れて発火に至る現象をいう。
(※3)消費生活用製品安全法に基づき報告された重大製品事故に加え、事故情報収集制度により収集した非重大製品事故やヒヤリハット情報(被害なし)を含む。
(※4)平成25年10月31日現在、重複、対象外情報を除いた件数で、事故発生日に基づき集計。
(※5)製品本体のみの被害にとどまらず、周囲の製品や建物などにも被害を及ぼすこと。

《問合せ先》
製品安全センター製品安全調査課
担当者:長田、葛谷、山城
電話:06-6942-1113

お問い合わせ

所属課室:生活環境文化部消費生活センター 

〒930-0805 富山市湊入船町6-7 富山県民共生センター内

電話番号:富山本所 076-432-9233、高岡支所 0766-25-2777

ファックス番号:富山本所 076-431-2631、高岡支所 0766-25-2890

関連情報

 

このページに知りたい情報がない場合は

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?