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森林(もり)を活かす
森林(もり)を守る

☆ 森林・林業の概要

   砺波管内の森林総面積は、約56千haであり、土地総面積の70%を占めています。そのうち46千haを占める民有林では、29%が人工林であり、主にスギの植栽による森林の造成が進められてきました。また、森林面積の65%が水資源の確保や山地の災害防止等、県土保全に重要な役割を果たしている保安林となっています。

☆ 森林(もり)を活かす

健全な森林づくりは、将来にわたる木材資源の確保をはじめ水や空気の供給、二酸化炭素の吸収などにより私たちの生活に豊かな恵と安らぎを与えてくれます。木材は再生可能で理想的な資源であり、木材を利用することは、人と地球にやさしい環境づくりに役立ちます。
森林の育成
造林補助事業
 森林所有者が計画的に新植・保育(下刈り・雪起こし・枝打ち)・間伐等を行った場合、補助金が受けられます。また最近は、針葉樹林の造成だけでなく、広葉樹を導入し、複層林への転換も図っています。
県営林の造成・管理
 管内に13箇所(1,612ha)ある県営林の保育管理を行っています。
  近年、約10haの伐採(木材生産)を行なっていいます。
林業労働対策事業
 林業就労者の雇用の安定と就労の円滑化を図るために、就労環境を整備したり、Iターン等林業労働者用に既存家屋の修繕・改築したりするものに対して補助しています。
林業改善資金制度
 林業経営の改善、労働災害の防止、林業後継者の養成確保等に必要な資金を、無利子で借り受けできる制度です。
森林整備地域活動支援交付金
 森林所有者等による施業の実施に不可欠な地域活動を支援するための交付金が受けられます。
森林整備のまとめ役となるリーダーの養成
 指導的林業者や林業研究グループ、林業助成グループ、木材利用推進グループ等のリーダーを重点的な指導対象として育成を図る。
林業経営者及びその後継者等の育成
 林業経営に意欲的な森林所有者及びその後継者の育成確保を図るとともに、管理・経営ができていない森林所有者、不在村所有者等の森林は、森林組合等へ管理経営の施業委託を実施する等、森林組合を地域林業の担い手として育成する。
林業経営への参画の促進
 サラリーマンや退職者、都市住民のI・Uターン者等で新規に林業経営への参入意欲のある者に対し、林業経営への参画を推進する。
木材の生産
林業木材産業林業構造改善事業
 木材の生産基盤として、林道・作業道や林業機械の整備が進めてられています。
特用林産物の生産
 管内で生産している様々な特用林産物の生産技術について、研究機関との連携のもと、情報・技術等の提供を行っています。
間伐等による森林整備の推進と木材需要の拡大
 「緊急間伐総合対策」に基づく市町村主導の緊急間伐の支援。
加工施設の整備
林業木材産業構造改善事業
 木材の加工施設や山菜等の加工施設の整備が進められています。
木材の利用
県産材振興
 公共施設や公共土木工事における木材の利用を推進しています。
県産材の利用
           木材の利用過程
木材の生産   
木材の搬出   →
木材の加工   →
建築部材として利用
森林・林業のPR
森とまち・海をつなぐ交流推進協議会
 平成13年度に設立された協議会です。庄川の上流から下流に住む住民が、交流を通して流域全体で上流域の森を育てていこうという目的で活動しています。
森林・林業体験学習
 森林、林業の重要性を一般市民や子供達に広く普及するため、森林教室等を実施しています。
森林の保全
保安林制度
 森林の持つ様々な機能(水源のかん養、災害の防止、生活環境の保全など)を発揮させる必要のある森林は、保安林として指定されています。
 保安林内での立木の伐採、土地の形質変更等の行為は知事の許可を受けなければ行えません。
林地開発許可制度
 森林において1ha以上の開発行為を行う場合に、森林の有する機能を阻害しないよう、その行為に対して知事の許可を受けなければ行うことが出来ません。
森林損害てん補制度
 火災、気象災等により森林に損失を受けた場合に、林業経営の安定のため、保険制度により損害てん補を受けられるものです。
森林病害虫等防除事業
 松くい虫等の森林病害虫を早期に駆除し、万延を防ぎ、森林の保全を図ることを目的に行っています。 
市町村等を通じた森林整備の推進
 森林組合等への施業委託による施業の集約化や、公益的機能の高い森林についての農林水産公社等への公的セクターとの分収契約の実施等の支援。
鳥獣保護
 狩猟を適正化することで、鳥獣の保護、有害鳥獣の駆除及び危険の予防を図り、生活環境の改善、農林水産業の振興に資することを目的としています。

☆ 森林(もり)を守る

豊かな森林は生活を支える水をはぐくみ、気候をやわらげ、土砂くずれや洪水を予防してくれます。治山事業とは、山地災害を防ぐことにより人命と財産を守り、水資源を養い、豊かな環境を育てることを目的として実施するものです。
安全な郷土づくり
復旧治山事業・予防治山事業
災害によって、あるいは災害の兆しのある荒廃した渓流や山腹において、治山ダム等を施工し土砂が流れ出すのを防止します。

地すべり防止事業
地すべり防止区域内において、地下水を排除するための集水井や水抜きボーリングを施工したり、移動する土砂全体を抑えるアンカー工を施工したりしています。
なだれ防止林造成事業
なだれの発生を防止できる森林を育成するために、苗木を植栽し成長するまでの助けとして、鋼製の柵を設置します。
水源地域の機能強化
山には木が生え森林を作り、豊かな水源となっています。この森林には、水源かん養機能や洪水調整機能などがあり、それらの機能を高めるために、荒廃した森林を整備し、機能の回復・増進を行っています。
豊かな環境づくり
自然環境の保全や自然とのふれあいを求める意識が高まる中、景観や森林とのふれあいを重視して、木材等の自然素材を活用し景観に配慮した森林整備や施設整備を行っています。
自然への掛け橋
これからの林道を木材生産活動のみならず、森林と人が広く関わる森林整備のための社会資本として位置づけ、自然と調和した林道網整備を進めています。
山村の暮らしを創る
山村地域は、人口は少ないものの面積は国土の大半を占め、木材等の林産物の供給,国土の保全や水源のかん養,保健休養や青少年の教育の場の提供などを通じて豊かな生活のに重要な役割を果たしています。山村地域のの一層の充実を図り、次世代に継承していくために林業等の生産活動を活発化させる生産基盤の整備を図るとともに、これらの担い手である山村住民の生活環境の整備を進めています。
森林を守り育てる
森林及び木材は、地球温暖化の要因である温室効果ガス(CO2)の吸収源及び貯蔵庫として大変大きな役割を果たすと位置付けられています。しかし、CO2の吸収を促進させるには、森林が適正に管理されていなければなりません。このように、森林が公益的機能を発揮し,県土の保全と水資源を確保するため、適正な森林の管理を実施できる林道の整備を進めています。