ダムの目的

ダムは、人々の生活を潤し、また、人命や財産を守る
ため、それぞれ目的に応じた機能を持っています。




    1)室牧ダムの目的
 
 

(1)洪水調節:
 大雨が降って洪水となったとき、ダムで水をため込み、下流域への河川流量を調節して、周辺流域の洪水被害を軽減しています。

 
 
(2)既得取水の安定化:
 井田川及び山田川流域の農業用水に対しては、ダムにより既得取水の安定化のための流量を確保しています。

 
 
(3)発  電:
  ダムの堰上げによる落差を利用して、約2km下流にある
室牧発電所で発電を行っています。



 
 
2)ダムの型式 
 室牧ダム周辺の地形と地質は、急峻なV字谷で堅硬な安山岩で形成されております。この立地条件を生かした室牧ダムのダム構造は、アーチ式コンクリートダム型式を採用しています。
「アーチ式コンクリートダム」とは、

  貯水池からの水圧荷重を、アーチ形状を利用して両岸及び河床の岩盤に伝えて抵抗するコンクリートダム型式である。
河床と両岸の岩盤が良好な場所の設置に適しており、コンクリートの使用量を少なくすることができます。同様のダム型式は、黒部ダムでも採用されています。

 

アーチダム

   
 

(参考:その他の主なダム型式)
「重力式コンクリートダム」
 
  貯水池からの水圧荷重を、堤体の自重によって抵抗して
基礎岩盤に伝達するコンクリートダム型式である。岩盤が
堅硬な場所に適しています。
重力式ダム
「フィルダム」
 
  堤体の主要部分が岩石、土質材料等により盛立て築造されたダム型式の総称である。コンクリートダムに比べ基礎
岩盤にかかる単位面積荷重が小さいため、岩盤強度が堅硬でないところでも築造できます。
フィルダム


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