■ 過去の災害を振り返る
B38豪雪、56豪雪
 
 □ 38豪雪
  昭和38年1月16日から降り始めた猛吹雪は、富山市で最深積雪186cm(1月26日)、高岡市伏木で225cm(1月27日)を記録しました。

  当時、立山土木事務所で保有していた除雪機械は、グレーダー1台、ブルドーザー1台(平成13年度では除雪グレーダー6台、ロータリ除雪車6台、歩道除雪車10台を含む合計40台)のみであり、連日連夜除雪を行うも、機械力の不足により、いたる所で交通が途絶し、孤立集落が発生しました。
特に、上市町の下田、伊折、中村、折戸、蓬沢などでは約250戸が孤立したほか、上市の市街地でも屋根からの雪が溜まり、2階にとどきそうになり、各店は閉店を余儀なくされました。
  
  この豪雪は、昭和30年代に始まったモータリゼーション化による物流機能をマヒさせ、県民の生活に大きな打撃を与えることになりました。このため、国、県等はこの豪雪を契機とし、道路交通を確保するために機械力による除雪体制の確立を整え始めました。よって昭和38年を「道路除雪元年」と位置付けています

【38豪雪(上市町鍵町の県道)】

 □ 56豪雪
    昭和55年12月末から降り続いた降雪は、1月13日には富山市で積雪160cmに達し、記録的な豪雪となりました。累計降雪量は富山市で719cmに達し、昭和38年の「38豪雪」の568cmを上回りました。
 
  当時、立山土木事務所で保有していた除雪機械は、グレーダー2台、スノーローダ2台、除雪トラック5台、ロータリ除雪車2台等計14台でしたが、このほかにも市町村や民間から除雪車を借り上げ、連日連夜、懸命の除雪を行いました。しかしながら、深夜から早朝の除雪に加え、日中には排雪作業におわれ、除雪オペレータの疲労は極限に達しました。


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