更新日:2021年3月25日

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(1)神通川とともにあったくらしの原風景

ものしりクイズに挑戦

神通川の豊かな自然のめぐみを活かした農業や漁業

  • 神通川(じんづうがわ)は昔から「神様が通る川」ともいわれていました。
  • それは、神通川のもたらす自然のめぐみが、人びとのくらしを豊(ゆた)かにしていたからです。
  • 神通川の流れは、長い年月をかけて土や砂(すな)を運び、良く肥(こ)えた土地を作り出しました。昔から神通川の下流ではおいしいお米がたくさん作られていました。
  • 清らかで水量も多い神通川では、アユをはじめたくさんの魚がとれたので、漁をしてくらす人たちもいました。

生活にも利用された神通川の水

水道が各家庭に引かれる昭和30年代より前には、神通川の水を引いた農業用水から、家の台所に水を引きこんで、その水で野菜を洗(あら)ったり、ご飯をたいたり、生活用の水として使うのがふつうのことでした。こうしたくらしは、全国どこでも見られた風景でした。

不思議なことが起こり始めた

  • こうした自然のめぐみを利用した生活が続いて来ましたが、明治の終わりごろから、神通川周辺だけに、不思議なことが起こりはじめました。
  • 例えば、川が白くにごったり、イネの育ちが悪くなったりすることが少しずつ増(ふ)えてきました。しかし、神通川周辺に住む人たちは、なんとなく不安に感じながらも、まだそれがなぜなのかは分かりませんでした。

昔は、どこの家でも用水の水を飲んだり、使ったりしていたんだね。

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