基本方針
当センターは、本県の薬業の振興と県民の保健衛生の向上に資するための調査・研究を行っています。調査・研究を行うにあたっては、所員の個の力を大切にしながら、個の力を線で結び、さらに、面として機能できる研究体制の構築に取り組んでいます。
また、産学官の連携を一層深め、共同研究を推進するとともに、競争的研究資金の獲得に努めています。
主な調査・研究概要
1.県費等によるもの
- バイオ医薬品の創出に係る新規技術の構築-抗原特異的抗体産生細胞の単離とクローニング-
- プロテオーム解析基盤の構築:創薬研究開発の県内振興を目指して(PDF:185KB)(別ウィンドウで開きます)
- 肥満病態の基盤解析による創薬・予防標的の創生
- アジュバントと抗原の併用による次世代アレルゲン免疫療法の基盤構築
- 新規粘膜アジュバントTY001Sの作用機序解析
- 新規粘膜アジュバントによるアレルギー性鼻炎治療薬の開発
- NLRP3インフラマソーム阻害剤Isoliquiritigeninの作用機序の解明と機能性表示食品としての有用性の検討
- 小児や高齢者が服用しやすいミニタブレット製剤の開発
- 連続生産方式による医薬品製造法の検討
- 後発医薬品の品質評価事業(厚生労働省委託事業)
- 県内医薬品製造業者の分析データ信頼性確保事業-医薬品産業の品質管理技術力向上に向けて-
- ICP-MSを活用した医薬品の元素不純物分析
- 質量分析計によるDNA反応性(変異原性)不純物分析法の構築
- 抗核酸医薬品の分析を見据えた、LC-TOF/MSの分析手法の構築
- 抽出物・浸出物の評価試験系の構築
- mRNAを用いた医療モダリティの品質評価及び管理に関する研究-キャピラリーゲル電気泳動法を用いたmRNAの安定性に関する検証
2.競争的外部資金等を活用したもの
(1)科学研究費助成事業(日本学術振興会)
- 腸内細菌によるILC2のIL-5産生抑制を基軸とした好酸球制御メカニズムの解明
- 固体試料中に含まれる水銀の化学形態別分析法の確立
- 新規のパーキンソン病モデル酵母を用いた病因遺伝子の機能解析と創薬への応用
- セリ科三生薬の生産に関する日本固有の知識・技術の検証と最適化(分担)
- 酪酸の標的であるHDACアイソザイムによる腸炎抑制機構の解明(分担)
- 多階層オミクス解析による低温プラズマ誘発細胞死のシグナル伝達機構解明(分担)
₍2₎その他の研究補助金