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家畜(牛・豚)のいろいろな病気 ページの見方
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  病気の説明
腫瘍には良性の腫瘍と悪性の腫瘍があります。
良性の腫瘍は病変が部分的で、全身の症状は認められません。
悪性の腫瘍は全身に転移が認められ、全身に症状が広がっています。
と畜検査では、白血病やメラノーマといった腫瘍が多く発見されています。


  判断基準
腫瘍の分布・形・色・出血・硬さなどから、総合的に判断します。
必要に応じて病理組織検査(顕微鏡を使用した検査)も行っています。


 発見時の対応
<全身に蔓延していることが疑われる場合(悪性の腫瘍)>

 「と殺禁止」若しくは「解体禁止」若しくは「全部廃棄」


※生体検査時に発見した場合は「と殺禁止」
  と殺後、解体前に発見した場合は「解体禁止」
  解体後に発見した場合は「全部廃棄」

<病変部が限局している場合(良性の腫瘍)>

 一部廃棄
一部廃棄  全部廃棄

白血病 牛豚
  病気の説明
白血病は、血液を作る細胞ががん化する病気です。
牛・豚の両方で発生しますが、牛白血病の一部では「牛白血病ウイルス」が原因になるものもあります。(牛白血病ウイルスは人には感染しません。)
白血病は血液のがんであり、全身に広がっていると考えられる為、すべての部位が廃棄の対象になります。
牛白血病は、家畜伝染病予防法における、届出伝染病に指定されています。(家畜伝染病予防法第四条第一項)
全部廃棄


   白血病写真
   内臓に見られた白血病の病変
  


メラノーマ(悪性黒色腫) 牛豚
  病気の説明
メラニン産生細胞(黒い色の元を作る細胞)による、悪性の腫瘍のことです。
その名の通り肉眼的には黒色に見えますが、悪性度の高いものでは色のついていないものもあります。
特に、濃い毛色の豚に多く発生します。
全身に転移しているものについては、全部廃棄となります。
一部廃棄全部廃棄
 

 悪性黒色腫写真


悪性黒色腫写真
  右腹部に認められた、メラノーマの病変 メラノーマによるリンパ節の黒変



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