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BSEとは?

 牛海綿状脳症(BSE)とは、牛の脳の組織にスポンジ状の変化を起こし、起立不能等の症状を示す遅発性かつ悪性の中枢神経系の疾病です。
 原因は、十分に解明されていませんが、最近、最も受け入れられつつあるのは、プリオンという通常の細胞タンパクが異常化したものを原因とする考え方です。細菌やウイルス感染に有効な薬剤であっても異常プリオンには、効果がないとされています。 また、異常化したプリオンは、通常の加熱調理等では不活化されません。

 BSE対策の経緯
  平成13年9月に国内で初めてのBSE感染牛を確認し、同年の10月に「全頭検査」「特定部位の除去」「肉骨粉の飼料利用の禁止」等のBSE対策が始まりました。その後、平成21年1月に確認された感染牛を最後に国内でBSEは確認されず、平成25年5月には国際獣疫事務局(OIE)総会において日本が「無視できるBSEリスク」の国に認定されました。
 現在は、健康牛のBSE検査は不要とされ、24ヶ月齢以上の牛のうち特定の症状**を示す牛についてBSE検査を実施しています。
 
食肉検査所でのBSE対策

 異常プリオンのもっとも蓄積しやすい「特定部位」は、全て焼却処分されています。
 24ヶ月齢以上の牛のうち特定の症状**を示す牛について、BSEスクリーニング検査を行っています。枝肉や内臓は、検査結果が陰性と確認されるまでと畜場の外には搬出されません。
 
*:脳や脊髄、回腸遠位部等
**:原因不明の運動障害、知覚障害、反射異常、意識障害等の何らかの神経症状又は全身症状(事故による骨折、関節炎、熱射病等による起立不能症等症状の原因が明らかな場合は除く)