ウエストナイル熱(脳炎)

 ウエストナイル熱(脳炎)は、ウエストナイルウイルスの感染により生じる感染症で、主に蚊を介してヒトに感染し、発熱や脳炎を発症します。アメリカ合衆国では1999年(患者62名、死者7名)に流行が始まり、2000年、2001年 、2002年と続き、2003年には患者9862名、死者264名と爆発的に増加しました。また、カナダやメキシコでの感染も確認されています。
 今のところ、日本にウイルスが侵入したという報告はありませんが、油断は禁物です。また、海外旅行の際には、現地の状況を情報収集し、蚊に刺されない対策を取ることも必要です。

1 ウエストナイル熱(脳炎)とは?
2 海外旅行をされる方へ
3 ウエストナイル熱に関する調査
 県では、ウエストナイル熱対策として、蚊の分布調査と死亡鳥類の調査を行っています!
4 参考文献・リンク
富山県衛生研究所
担当:小原真弓、渡辺護