ブタの日本脳炎ウイルス抗体保有状況(富山県)

ブタの血清中の日本脳炎ウイルスに対する抗体を赤血球凝集反応法(HI法)により測定し、日本脳炎ウイルスの流行状況を調査しています。

2017年の状況


       9月上旬、10月上旬に新鮮感染を示す豚が確認されました。
       



※ IgM抗体保有率(%):  IgM抗体は感染 初期に体内に作り出される抗体で、新鮮感染の目安になります。
 血清抗体価1:40倍以上の検体について、IgM抗体の測定を行いました。



2016年の状況


       9月中旬から下旬に新鮮感染のブタが確認されました。
       
ブタ血液と蚊からウイルス分離を試みたところ、9月下旬と10月中旬のブタ、9月上旬と10月上旬の蚊から日本脳炎ウイルスが分離されました。



※ IgM抗体保有率(%):  IgM抗体は感染 初期に体内に作り出される抗体で、新鮮感染の目安になります。
 血清抗体価1:40倍以上の検体について、IgM抗体の測定を行いました。


2015年の状況


        新鮮感染のブタは確認されませんでした。
       ブタ血液と蚊からウイルス分離を試みたところ、9月下旬と10月下旬のブタ及び9月中旬の蚊から日本脳炎ウイルスが分離されました。

※ IgM抗体保有率(%):  IgM抗体は感染 初期に体内に作り出される抗体で、新鮮感染の目安になります。
 血清抗体価1:40倍以上の検体について、IgM抗体の測定を行いました。

2014年の状況


       新鮮感染のブタは確認されませんでした。
        ブタ血液と蚊からウイルス分離を試みましたが、ウイルスは分離されませんでした。

※ IgM抗体保有率(%):  IgM抗体は感染 初期に体内に作り出される抗体で、新鮮感染の目安になります。
 血清抗体価1:40倍以上の検体について、IgM抗体の測定を行いました。

2013年の状況


9月中旬から10月中旬まで新鮮感染の豚が確認されました。
豚血液と蚊からウイルス分離を試みたところ、9月下旬の豚から日本脳炎ウイルスが分離されました。


※ IgM抗体保有率(%):  IgM抗体は感染 初期に体内に作り出される抗体で、新鮮感染の目安になります。
 血清抗体価1:40倍以上の検体について、IgM抗体の測定を行いました。

2012年の状況


新鮮感染の豚は確認されませんでした。
ブタ血液と蚊からウイルス分離を試みましたが、ウイルスは分離されませんでした。

( )内は地域を表す(西部、東部)
採血 月日 検査 豚頭数 抗体 保有率(%)
(抗体価1:10以上を陽性
抗体 価1:40以上の
検体数
IgM 抗体
保有率(%)※
7月 2、3日  20(10、10) 0(0、0) 0(0、0)    
17日  20(10、10) 0(0、0) 0(0、0)  
23、24日  20(10、10) 0(0、0) 0(0、0)  
8月 8、9日  20(10、10) 0(0、0) 0(0、0)  
13、14日  20(10、10) 0(0、0) 0(0、0)  
  27、28日 20(10、10) 5(10、0) 1(1、0) 0(0、-)
 9月   4日 20(10、10) 0(0、0) 0(0、0)   
 18、19日 20(10、10) 0(0、0) 0(0、0)  
25日 20(10、10) 0(0、0) 0(0、0)  
10月 1、2日 20(10、10) 0(0、0) 0(0、0)  
15、16日 20(10、10) 0(0、0) 0(0、0)  
22、23、30日 20(10、10) 0(0、0) 0(0、0)  
※ IgM抗体保有率(%):  IgM抗体は感染 初期に体内に作り出される抗体で、新鮮感染の目安になります。
 血清抗体価1:40倍以上の検体について、IgM抗体の測定を行いました。

2011年の状況


新鮮感染の豚は確認されませんでした。
ブタ血液と蚊からウイルス分離を試みましたが、ウイルスは分離されませんでした。

( )内は地域を表す(西部、東部)
採血 月日 検査 豚頭数 抗体 保有率(%)
(抗体価1:10以上を陽性
抗体 価1:40以上の
検体数
IgM 抗体
保有率(%)※
7月  4、5日   20(10、10) 0(0、0) 0(0、0)   
11、12日   20(10、10) 15(20、10) 0(0、0)  
25〜28日   20(10、10) 10(10、10) 0(0、0)  
8月  1、2日   20(10、10)  5(0、10)  0(0、0)  
17、18日  20(10、10) 5(10、0) 0(0、0)  
22、23日   20(10、10)  15(0、30)  0(0、0)  
9月  5、6日   20(10、10)  10(20、0)  0(0、0)  
12〜15日   20(10、10)  0(0、0) 0(0、0)  
26〜29日   20(10、10)   10(20、0)  0(0、0)  
10月 3、4日   20(10、10)  10(10、10)  0(0、0)   
11日   20(10、10)  20(30、10) 2(2、0) 0(0、-)
24日   20(10、10)  10(20、0) 0(0、0)  
※ IgM抗体保有率(%):  IgM抗体は感染 初期に体内に作り出される抗体で、新鮮感染の目安になります。
 血清抗体価1:40倍以上の検体について、IgM抗体の測定を行いました。

2010年の状況


 9月中旬から10月中旬まで新鮮感染の豚が確認されました。ブタ血液と蚊からウイルス分離を試みたところ、10月上旬の蚊から日本脳炎ウイルスが分離されました。

( )内は地域を表す(西部、東部)
採血 月日 検査 豚頭数 抗体 保有率(%)
(抗体価1:10以上を陽性
抗体 価1:40以上の
検体数
IgM 抗体
保有率(%)※
7月  5、6日   20(10、10) 10(0、20) 0(0、0)   
12〜14日   20(10、10)  5(10、0) 0(0、0)  
26、27日   20(10、10) 15(10、20) 0(0、0)  
8月  2、3日   20(10、10)  5(10、0) 0(0、0)  
17日   20(10、10) 10(10、10) 0(0、0)  
25〜31日    20(10、10) 25(30、20) 0(0、0)  
  9月  6、7日   20(10、10) 10(10、10) 0(0、0)  
 13、14日    20(10、10)     20(10、30)  1(1、0)  100(100、-) 
 27、28日   20(10、10)  35(10、60)  7(1、6)  43(100、33) 
10月  4〜6日   20(10、10)  45(20、70)  8(2、6)  0(0、0) 
 12日   20(10、10)   45(10、80)   9(1、8)   1(100、0)  
 25、26日   20(10、10)    40(10、70)    5(0、5)   0(-、0) 
※ IgM抗体保有率(%):  IgM抗体は感染 初期に体内に作り出される抗体で、新鮮感染の目安になります。
 血清抗体価1:40倍以上の検体について、IgM抗体の測定を行いました。

2009年の状況


 7月の調査開始時より、新鮮感染を示す豚が確認されました。例年に比べ、低い抗体保有率となっています。ブタ血液と蚊からウイルス分離を試みたところ、9月下旬〜10月上旬の蚊から日本脳炎ウイルスが分離されました。

( )内は地域を表す(西部、東部)
採血 月日 検査 豚頭数 抗体 保有率(%)
(抗体価1:10以上を陽性
抗体 価1:40以上の
検体数
IgM 抗体
保有率(%)※
7月    6、7日 20(10、10) 30(10、50) 1(0、1)  100(-、100)
13、14日 20(10、10) 10(10、10) 0(0、0)  
 21、22日 20(10、10) 0(0、0) 0(0、0)  
8月    3、4日 20(10、10) 5(10、0) 0(0、0)  
 17〜19日 20(10、10) 0(0、0) 0(0、0)  
24〜25日 20(10、10) 5(10、0) 0(0、0)  
9月      1日 20(10、10) 35(20、50) 0(0、0)  
14〜15日 20(10、10) 20(20、20) 0(0、0)  
 24〜29日 20(10、10) 20(20、20) 0(0、0)  
10月   5、6日 20(10、10) 0(0、0) 0(0、0)  
13日 20(10、10) 5(10、0) 1(1、0) 0(0、-)
26〜28日 20(10、10) 15(5、20) 2(0、2) 100(-、100)
※ IgM抗体保有率(%):  IgM抗体は感染 初期に体内に作り出される抗体で、新鮮感染の目安になります。
 血清抗体価1:40倍以上の検体について、IgM抗体の測定を行いました。

2008年の状況


 今年も7月より調査を始めています。8月中旬以降、新鮮感染を示す豚が増加しています。
 ブタ血液と蚊から8月下旬〜10月上旬に日本脳炎ウイルスが分離されました。

採血 月日 検査 豚頭数 抗体 保有率(%)
(抗体価1:10以上を陽性
抗体 価1:40以上の
検体数
IgM 抗体
保有率(%)※
7月     1日 15 20 0  
7、8日 20 30 0  
14、15日 20 25 1 100 
22日 15 67 0  
28、29日 20 75 2 100
8月  4、5日 20 35 0  
11、12日 15 7 0  
18、19日 20 75 1 100
25、26日 20 45 4 100
9月  1、2日 20 40 5 100
8、9日 20 35 5 80
16日 15 67 3 100
22日 20 45 9 56
29、30日 20 55 7 29
10月  6、7日 20 65 10  
14日 20 90 14 14
20,21日 20 70 14 14
 27,28日 20 100 11  
※ IgM抗体保有率(%):  IgM抗体は感染 初期に体内に作り出される抗体で、新鮮感染の目安になります。
 血清抗体価1:40倍以上の検体について、IgM抗体の測定を行いました。

2007年の状況


 今年も7月より調査を始めています。昨年に比べ、若干早い時期から抗体保有率が上昇しています。
 ブタ血液と蚊から9月〜10月上旬に日本脳炎ウイルスが分離されました。

採血 月日 検査 豚頭数 抗体 保有率(%)
(抗体価1:10以上を陽性
抗体 価1:40以上の
検体数
IgM 抗体
保有率(%)※
7月     3日 10 10 0  
9日 20 35 0  
17日 30 3.3 0  
23日 20 20 0  
30日 20 50 1 100
8月   6、7日 20 5 0  
13、14日 30 30 0  
20日 20 50 0  
27日 20 60 0  
9月   3、5日 18 33 0  
10、11日 30 33 1  
18日 20 5 0  
25日 20 25 0  
10月   1、2日 30 73 10 10
9、10日 30 53 11 18.2
16日 30 93 16 37.5
23日 30 63 13 23.1
  29、30日 30 73 18  
※ IgM抗体保有率(%):  IgM抗体は感染 初期に体内に作り出される抗体で、新鮮感染の目安になります。
 血清抗体価1:40倍以上の検体について、IgM抗体の測定を行いました。

2006年の状況


 8月に入ってから、ブタの抗体保有率が急に高くなりました。例年より2-3週間早く日本脳炎ウイルスがまん延していることが推測されます。
 ブタ血液と蚊からウイルス分離を試みましたが、日本脳炎ウイルスは分離されませんでした。

採血 月日 検査 豚頭数 抗体 保有率(%)
(抗体価1:10以上を陽性
抗体 価1:40以上の
検体数
IgM 抗体
保有率(%)※
7月 4日 20 10  
11日 20  0  
18日 30  0  
25日 30 20 100
8月 1日 20 15  
8日 30 33  
17日 30  67  100
22日 20 100   
29日 20 70 100
9月 5日 20  
12日 30 37 100
19日 20 50  
26日 30 33  
10月 3日 20 35 100 
10日 20 90 67
17日 30 40 100
24日 20 20  
31日 20 65  
※ IgM抗体保有率(%):  IgM抗体は感染 初期に体内に作り出される抗体で、新鮮感染の目安になります。
 血清抗体価1:40倍以上の検体について、IgM抗体の測定を行いました。


2005年の状況


 2005年の調査では、抗体保有率は7月は8.8%、9月は77.5%、10月は97.5%になりました。新鮮感染を示すIgM抗体は、8月中旬から確認され、9月中旬をピークとして10月前半まで持続しました。このことから、日本脳炎ウイルスが、主に8月〜10月にかけて富山県に侵入していたことが推測されました。
 また、実際に、ブタ血液と蚊からのウイルス分離を試みたところ、9月の検体から日本脳炎ウイルスが分離されました。

採血 月日 検査 豚頭数 抗体 保有率(%)
(抗体価1:10以上を陽性
抗体 価1:40以上の
検体数
IgM 抗体
保有率(%)※
7月 5日 20  
12日 20 15  
19日 20 15  
26日 20  
8月 2日  20   
9日 20 15  
17日 20 15 100
23日 17 24 100
30日 20 35 100
9月 6日 20 60 10 90
13日 20 90 14 78
20日 20 85 17 94
27日 20 75 13 54
10月4日 20 100 20 10
11日 20 100 19 42
18日 20 95 19
25日 20 95 19
※ IgM抗体保有率(%):  IgM抗体は感染 初期に体内に作り出される抗体で、新鮮感染の目安になります。
 血清抗体価1:40倍以上の検体について、IgM抗体の測定を行いました。


2004年の状況


 2004年は、2回目の7月13日に採血されたブタの抗体保有率は40% (抗体保有ブタが8頭確認)でした。しかも、そのうち2頭が新鮮感染でした。
 2004年は、例年よりも早く日本脳炎ウイルスを保有するコガタアカイエカが富山県にまで北上してきたものと思われます。その後、8月中は途切れました が、9〜11月まで新鮮感染が認められました。

採血月日 検査豚頭数 抗体保有率(%)
(抗体価1:10以上を陽性
抗体価1:40以上の検体数 IgM抗体
保有率(%)※
7月 6日 20  
13日 20 40 50
20日 20 25  
27日 20 15  
8月 3日 20 30  
10日 20 15  
17日 20 35  
24日 20 15  
31日 20  
9月 7日 20 20  
14日 20 85 50
21日 20 20
28日 20 30 66.7
10月 6・  8日 20 40 66.7
12・13日 20 40 33.3
19日 20 65 44.4
26日 20 80 12 58.3
11月3・5 日 20 60 12 41.7
9・11日 20 55
16日 20 55 10
22・24日 20 11.1
30日 20 55 11
      
※ IgM抗体保有率(%):  IgM抗体は感染 初期に体内に作り出される抗体で、新鮮感染の目安になります。
 血清抗体価1:40倍以上の検体について、IgM抗体の測定を行いました。

 

2003年の状況


 最初の7月8日に採血されたブタの抗体保有率は20%(抗体保有ブタが4頭 確認)でした。 その後、7−8月は低い抗体保有率でしたが、9月末から10月初めにかけて上昇しました。また、9月に新鮮感染のブタが一頭確認されました。
 2003年も、日本脳炎ウイルスを保有するコガタアカイエカが富山県にまで北上してきたものと思われます。

採血 月日 検査 豚頭数 抗体 保有率(%)
(抗体価1:10以上を陽性
抗体価 1:40以上の
検体数
IgM 抗体
保有率(%)※
7月 8日 20 20  
15日 20  
22日 20  
29日 20  
8月 5日 20  
8月12日 20  
8月19日 20  
8月26日 20 10  
9月 2日 20 15
9月 9日 20  
9月16日 20  
9月24日 20 10 100
9月30日 20 55  
10月 7日 20 40
10月14日 20  
10月21日 20  
10月28日 20  
 
※ IgM抗体保有率(%):  IgM抗体は感染 初期に体内に作り出される抗体で、新鮮感染の目安になります。
 血清抗体価1:40倍以上の検体について、IgM抗体の測定を行いました。

ウイルス部

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