砺波地域医療推進対策協議会概要

日 時:平成24215日(水)13301430

場 所:南砺市福野体育館

出席者:委員25名中18名出席

 

議 題

(1)   富山県地域医療再生計画(追加分)について

(2)   砺波医療圏地域医療検討会について

(3)   周産期医療連携について

(4)   在宅歯科医療の取り組みについて

(5)   その他 

 

挨 拶 医務課参事

 皆様には日ごろから本県の医療推進に格段のご協力をいただいていることをこの場を借りてお礼申し上げます。地域医療の推進、医療の環境が厳しい中、平成21年度地域医療再生計画におきましては、砺波医療地域における医療連携システムを含め、計画事業を着実に進めさせていただいている。22年度は補正予算で整備されました地域医療計画の追加分につきましては、昨年秋に国のほうから49億円余りの内示をいただいたところでございまして、リハビリ医療・災害医療の充実強化に今後取り組んでまいりたいと考えている。地域医療の課題等々につきまして、委員の皆様からの忌憚のない意見をいただきたい。

 

議題1 

≪委員からの意見≫

会 長:砺波総合病院にもDMATができたのか。

事務局:砺波総合病院には1チームが配置されている。

 

議題2 

≪委員からの意見≫

A委員:マッチングのサーバーはどこに置くのか。

事務局:砺波総合病院の中に設置することを計画している。

A委員:利用者はその中からデータを抽出することができるとありますが、利用者とは?

事務局:各病院の先生方や、H25年度には、開業医も閲覧可能。

A委員:個人情報ということになるが、レントゲンなどもすべてか?

事務局:診療の記録や処方や画像も計画の中には入っている。

A委員:具体的に、画像診断を供覧することはできないということか。

事務局:技術的には可能。病院では画像の表示の時間もあるので、それなりの回線を考えているが、開業医の先生では、通信回線が遅い場合に時間がかかることもある。

A委員:急患センターとのつながりは。

事務局:急患センターにも今回の事業で電子カルテを導入し、そちらの情報も共有できるようにする。

A委員:将来的には、急患センターで撮った画像をセンターで読影することも可能か。

事務局:現在急患センターでは画像を撮影しておらず、砺波総合病院で撮影したものをフイルムとして渡している。

B委員:産婦人科ではこのようなシステムを進めており、香川大学でもされていたと思うが、セキュ

リティーの面からあえて病院にサーバーを置かず、銀行へ置いていたように記憶しているが。

事務局:病院の中に置く方法と、データセンターに置く方法がある。

    データセンターはセキュリティーの面やインフラの面もしっかりしているが、そこまでの回線の費用が掛かる。障害が起きた時に備え、複数回線が望ましいが、運営や通信の費用が割高になるので、今のところ既存の施設を利用する方法を想定している。

A委員:これは災害医療にもつながるのか。

事務局:災害となると電子カルテを使う余裕がないのでは。電子カルテで登録する時間はないのではないか。

事務局:災害時の医療情報について、災害初急性期の段階では電子カルテは難しいが、厚生労働省のシステムEMISでDMATのうごきであるとか、災害拠点病院の被災状況、患者の受け入れ可能状況をやり取りするシステムが整備されている。あとは各病院で災害急性期の状況を脱したあとの対応を考えたときに、サーバーで一括して管理するという点では災害時のメリットもあると考えている。

会 長:南砺市では開業医とシステムがつながっているのか。

C委員:かかりつけ医との連携はメールを使って手を挙げた先生とはつながっている。南砺市民病院と南砺中央病院には同じサーバーを置いて安全確保をしている。

会 長:開業医それぞれがそれぞれの電子カルテを持っているが、統一とか機種対応とかどうなっているのか。何でもいいのか。

事務局:通信をするときに暗号化するソフトなどは必要だが、このシステムを入れるのに特別なものが必要ということではない。セキュリティーを担保することが必要なので、その辺を関係者と検討していきたい。

会 長:医師会の話題では、全員の情報が必要ではないので、見たいなと思う時に覗ければ、開業医のほうは十分。第一線でやっているときはほとんどが軽傷の患者だが、ややこしい患者の時だけ覗きたいという希望が多い。そういう対応もできるのですね?

事務局:どの患者情報も見られるわけではなく、患者の同意が前提なので紹介のあった患者を中心ということになる。窓口は地域連携室を通じて依頼を受けたものについて、公開するというやり方が一般的と思われる。

会 長:ワンクッションおいてというやり方のほうがいいかもしれない。

 

議題3 

 ≪委員からの意見≫

会 長:この話題は時々出るが、砺波医療圏で分娩可能な医療機関は2つでいいのか。

これは充足していると考えていいのか。高校の雑談の場で、この子たちは里帰り出産ができるのかという意見もあった。絶対数が足りないのでは。

事務局:土地的な条件も違うので、一概には言えないが、新しい施設を作るのはなかなか難しいので、今の流れを少しでも変えて、検診=分娩という流れを少し変えていろいろな選択肢をご提案できればいいのではないか。

会 長:お産の時は実家に帰ることが多いが、受け入れ施設がなかなかみつからないという声も聞くが砺波総合病院はどうか?

D委員:砺波総合病院ではそういうことはない。

A委員:砺波総合病院はNICUがないので、ハイリスクの場合は砺波圏内では受け入れが難しいと思われるが、砺波総合病院はそのあたりの拡充・充実はどうか?

D委員:小児科医がもう一人増えれば何とかなるとおもうが、なかなか確保が難しい。増やしたいとは思っているが。

A委員:富山県の乳児死亡率が全国でも最下位か、最下位から2番目くらいだが、数が少ないので絶対数が多いとは考えないが、なるべく母体搬送で行きたいと考えるが、緊急時のシステムがどこまで充実しているかが気になる。

事務局:パンフレットの裏面にポンチ絵がでているが、県で基準を作ったので、割と早めに搬送しているので、うまくいっていると聞いている。まずは砺波総合病院にかかりながらハイリスクなど必要な場合は後方病院へ紹介するということになる。

B委員:県の産婦人科医会のほうではシステムづくりはできている。砺波はどこでも短時間で行けるので便利だ。

事務局:医療再生計画で、砺波総合病院に機器整備もしており、ハード面は一定の体制は整備したが、院長が言われるように、それなりに人員体制を配置しないと難しい。本当に小さく生まれる赤ちゃんへの体制は、頻度が多いわけではないので、そのような機能を担う医療機関を多くして数少ない事例をやっていくのは質の向上にとって本当にいいのかどうかという問題がある。特に1500未満の赤ちゃんを担っていく病院は、県内では大学病院・県立中央病院・厚生連高岡病院であり、それなりの人員体制を敷いて受け入れてもらう体制を敷いている。本当に小さく生まれた赤ちゃんについてはそのような後方病院で担ってもらい、多少の早産等砺波総合病院で完結できると判断できるものは病院でやっていただくというような横の連携をとっており、十分な連携体制を敷いて支えていく。

E委員:パンフレットはどこに置くのか。

事務局:産科医療機関・保健センターに置く。赤ちゃん教室などで第23子にむけた啓発を考えている。

E委員:ぜひ幅広くお願いしたい。

会 長:パンフレットの配布について了承することで、よろしいですね。では了承することといたします。A4判ですか。字を大きくしてほしい。

A委員:大きなポスターにして診療科を問わず各医療機関に張ってもらうというのはどうか。

事務局:予算を見て対応したい。

 

議題4   

≪委員からの意見≫

C委員:南砺市は高齢化が進んでいるので在宅医療も頑張っているが、最後まで口から安全でおいしいものを食べ、地域で終わりたいということで、口腔ケアが重要だと考えている。南砺市には歯科は多いがそこまで手を出せないということで、来年度から常勤の歯科医師を2名配置し、1名は在宅に特化し、歯科開業医と連携しながら口から安全に食べて終われる社会を作りたい。歯科医師会長とは勉強会等をいっしょにしたいということがあるので、病院と歯科医師会と連携しながら進めていきたいと思っている。パンフレットはなかなかつくれないのでありがたい。

会 長:パンフレットQ8の医科に通院している場合原則として認められないとは?

F委員:常時寝たきり等通院できない患者が対象なので、歩いて医科に行っている場合はできない。

会 長:医科も訪問診療診を受けていれば歯科してかまわない?

F委員:歯科は保険上厳しくなっているが、4月からは縛りが少しゆるくなる。原則として通院できない患者さんが対象と思われる。

会 長:訪問看護ステーションの方も来ておられますが、訪問してみると歯がぐらぐらという方も結構おられませんか?ありますよね。ちょっと来てもらえばいいと思うが。保険診療は認められないという話ですよね。

C委員:処置をするときにリスクが高い場合、かかりつけ医の先生は手を出しにくい。まず病院に来てもらってその後メンテナンスを訪問で受けるような形になるのでは。

G委員:歩いていけない人が対象ということだが、歩けないレベルと車いすのレベルとの間に歯科治療が必要な人が多い。本当に寝たきりになると経管栄養等に移行等されており、嚥下困難が出始めたころの方に歯科の治療が必要な人に出くわす。腸閉塞を繰り返していた人が、歯の治療をしたら治った事例もある。訪問歯科の先生に診てもらえないかと思う節はある。家庭の環境的な要素も影響力もあると思う。

会 長:歯科の先生にもたくさんご活躍の場があると思われる。

 

議題5 

 委員からの意見なし