疥癬(かいせん)予防のポイント

 

概論

 疥癬はヒゼンダニという小さなダニが皮膚の表層に寄生しておこります。

 感染経路は、直接皮膚に接触して起こる場合と、衣類、寝具、落屑(皮膚から落ちたもの)を介する場合とがあります。
 潜伏期間は2〜4週間で、激しいかゆみを起こします。家 族内で感染が起こることが多く、高齢者福祉施設などにおいてしばしば集団発生を起こし、大きな問 題となっています。湿疹と間違われると、症状の悪化や感染の拡大を招くこともあるようです。
 施設内でいったん広まると押さえ込むのに大変な労力を要します。
 常に疥癬に対する警戒心を持ち、疑わしい皮疹や痒みがある場合は、皮膚科医で確定診断(ヒゼンダニの検出)を行い、早期に適切な治療を始める必要があり ます。

 ヒゼンダニは熱、乾燥に弱く、50℃では10分程度で、死滅します。(身体から離れたダニは、温度12℃、湿度90%で最長14日生存、温度25℃、湿 度90%では3日、温度25℃、湿度30%では2日生存します。)
 疥癬のまん延を防ぐには、まず、担当職員が疥癬についての正しい知識を持つことが大切です。

感 染拡大 の予防

@

角化型疥癬の場合は、原則と して個室隔離

A

家族への説明

疥癬について・治療法について・ご協力いた だくこと等の 説明

B

ガウンテクニック

 入室時にはガウン、手袋、マスク、キャップ をつけ、はき ものも替える(長靴がよい)

C

手袋について

 汚染されたリネン類の始末や体を拭くときの 手袋と、新し いリネン類を扱うときや軟膏塗布のときの手袋は区別して、きれいなものにはめかえる。

D

手洗い

 処置の前後には手洗いを実行

E

消毒

 衣類、リネン類は煮沸消毒を行う。金属類は 60℃以上に 15分以上(できれば熱湯に5分以上)つける。ふとん等は日光消毒する。

F

掃除

 疥癬の部屋の掃除は1番最後に行う。 フィルター付きの掃除機を使い、丁寧に掃除する。

 

は原則とし て角化型疥癬の場合であり、ケースに応じた対応をお願いします)

関連リンク

 疥癬(国立感染症研究所感染症情報センター)

 

お問い合わせ先

新川厚生センター(本所) 保健予防課 0765-52-2647
新川厚生センター魚津支所 0765-24-0359

 

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