インフルエンザを予防しましょう


インフルエンザとは?
 インフルエンザとは、インフルエンザウイルスによる感染です。
 主に咳やくしゃみなどの飛まつ感染によって人から人へ感染します。
 平均2日(1〜5日)の潜伏期間の後、突然に発症し、38度以上の高熱、上気道炎症状、全身倦怠感等の症状が出現します。

 日本では、気温が下がって空気が乾燥する冬(11月〜3月)になると流行し、毎年100万人前後が感染しています。
 重症となったり、死亡することもあります。

インフルエンザと風邪はどう違うの?
 どちらもウイルスによる感染症ですが、インフルエンザは、普通の風邪 とは違い、急激に発症する、全身症状が強い、普通の風邪に比べて重症化しや すい、肺炎などの合併症が併発しやすい、流行が始まると短期間に拡大する、といった特徴があります。
 特に、高齢者や持病を持った方などは重症化しやすく、要注意です。

こ んな人 が重症化しやすい
 高齢者はインフルエンザにかかっても発熱や倦怠感等の顕著な症状が出 にくく、気づかないうちに重症化することがあります。
 また、持病があったり免疫力や抵抗力が低い、ハイリスクグループと呼ばれる人たちは、インフルエンザにかかると重症化しやすく、肺炎や脳症などの命にか かわる合併症を引き起こしやすいので注意が必要です。

 インフルエンザが流行する時期に、体調がおかしいな、と感じたら、症状が軽くても念のために医師に相談しましょう。

インフルエンザ予防の3原則
 インフルエンザ予防の3原則は、以下の3つです。

@ 感染経路を断つ
A抵抗力をつける
B免疫力をつける

@感染経路を断つ
 インフルエンザは、感染者の咳、くしゃみなどによって放出されたウイ ルスを吸い込むことによって感染します。
 また、空気が乾燥すると、のどの粘膜の防衛機能が低下して、ウイルスに感染しやすくなってしまいます。
 そのため、以下のことに気をつけましょう。

◎人ごみを避ける(特に慢性疾患を持っている人、疲労気味 の人)
◎外出時にはマスクをする
◎適度な湿度(50〜60%)を保つ
◎うがい、手洗いを忘れずにする

 湿度の保ち方のポイントですが、加湿器はもちろんですが、冬場は部屋の中で洗濯物を干すという方法でも、部屋の湿度を上げることができます。
 特に、暖房をつけていることが多い冬場では、それだけで部屋が乾燥するため、少なくとも暖房中は常に加湿をすることを心がけましょう。(寝ているときは できるだけ暖房を消しましょう)
 また、マスクもお勧めです。マスクをしているだけでマスク内の自分の息による湿気によって、喉の粘膜の乾燥を防ぐことができます。

A抵抗力をつける
 体力や抵抗力があれば、インフルエンザにかかりにくくなります。
 そのため、以下のことを心がけましょう。

◎十分に睡眠をとる
◎バランスのよい食事をする
◎適度に運動をする

B免疫力をつける
 人の免疫機能を利用し、ワクチンを体内に入れることによって、ウイル スや細菌などに対する抗体をつくって、感染を防ぐのが、ワクチン接種です。
 インフルエンザの予防の基本はこのワクチン接種です。
 感染を100%防ぐことはできませんが、発症したとしても、重症化の予防としても意義があると言われています。
 日本の研究では、高齢者については約45%の発病、約80%の死亡を阻止、幼児については、20〜30%の発病を阻止したという報告があります。

 ワクチンは、接種してから、効果が現れるまで、約2週間かかるといわれていますので、流行する前に受けることがポイントです。
 65歳以上の高齢者の方は、予防接種法に基づく接種として、公費助成によって約1,000円の自己負担で1回の接種が受けられます。
 詳しくは最寄の市、町の保健センターにお問い合わせください。

 その他の方は任意接種となり、全額自己負担となります。費用は医療機関によって異なります。
 接種回数については、接種を受けられる方の希望と、接種する医師の判断によりますので、最近インフルエンザにかかったことがあるか、ワクチン接種をうけ たことがあるか、最近の体調などを担当医師に伝え、相談してください。

自己チェック!その症状はインフルエンザかも?
☆周囲で インフルエンザが流行している
☆38度以上の急な発熱がある
☆倦怠感や疲労感が強い
☆悪寒がする
☆頭痛がする

 以上の項目に複数あてはまったら、早めに医療機関を受診しましょう。
 医療機関では、診断のため、迅速簡易検査が行われます。
 そして診断がついた場合は、医師の判断で、内服薬などの対症療法が行われます。

受診後のポイント〜「早く治す」とともに、「人にうつさない(咳エチケット)」ように〜
 受診後は、先ほどの「予防」のポイントと同じく、安静にして十分な睡 眠をとり、体力を回復させましょう。
 また、脱水症状にきをつけて、こまめに水分補給をしましょう。
 適度な温度と湿度を保ったところで休みましょう。
 バランスのとれた、消化の良いものを食べましょう。

 そして、これらに加えて、今度は人にうつさないことにも気をつけましょう、
 インフルエンザは発症後3日目くらいまでの期間が最も感染力が強いため、外出を控えることはもちろん、以下の「咳エチケット」にも注意しましょう。

◆咳エチケット

・咳・くしゃみの際にはティッシなどで口や鼻を押さえ、他の人から顔をそむけ1m以上離れる。
・鼻水、痰を含んだティッシュはすぐに蓋つきのゴミ箱に捨てる。
・咳をしている人にはマスクの着用をうながす。
・マスクの装着は、説明書をよく読み、正しく着用する。

 以上の対策をしっかり心がけ、インフルエンザの感染、拡大を予防していきましょう。

関連リンク
 国立感染症 研究 所 感染症情報センター(インフルエンザQ&A)
 富 山県感染症情報センター(インフルエンザ)



お問い合わせ先

新川厚生センター(本所) 保健予防課 0765-52-2647
新川厚生センター魚津支所 0765-24-0359
 

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