平成25年度高岡厚生センター運営協議会議事要旨
 
                                       日 時     平成25年10月30日(水) 14時00分〜15時30分
                                       場  所        高岡総合庁舎5階 大ホール
                  出席者   委員25名中 16名出席(うち代理4名)  


1 開会       


2 あいさつ       新庄厚生部次長

3 議事


 (1) 高岡厚生センター事業の概要について     (守田所長)


 (2)
 新型インフルエンザ等対策について       (新保班長)

 (3)
 富山県医療計画の改訂にについて        (松岡班長)

4 閉会
   

   主 な意見等

   (1)高岡厚生センター事業の概要 について

【委員】
    9 ページの死因順位において、高岡市や射水市の第10位までの死因に「自殺」があるが、氷見市には「自殺」がない。逆に、氷見市には 「アルツハイマー病」があるが、他の2市にはない。この要因はなにか

【事務局】   
  氷見市は人口対の自殺率が高く、不名誉な成績であった。氷見市と共に対策を講じ、実数としては下がっている。平成23年の自殺の実数 がなぜ少ないか、 明確な答えをもっていない。何年か通年すると、自殺はそれなりの数になるのではないかと思う。 アルツハイマー病については、実際には医師が死亡診断書に記入する病名なので、要因については明確な答えをもっていない。
   (2) 新型インフルエンザ等対策について

【委員】
    しかしながら、スライド12の特定接種の対象に薬剤師が記載されていないが、薬剤師は4年前(新型インフルエンザ発生時)と同様に、ワクチン接種されず見 殺しにされるのか。というのも、4年前は、高岡医療圏の定点での患者報告は最高で60名ぐらいだったと思うが、ある週では、私の薬局に120名を超える患 者が訪れたが、スタッフは運よく感染しなかったという経緯がある。そこで、特定接種の対象に薬剤師が含まれるのか、確認させて欲しい。

【事務局】
    特定接種の対象に、新型インフルエンザの医療施設の医療従事者が含まれており、医療従事者として、医師、薬剤師の他、場合によっては事務職員も対象とな る。
 なお、対象となる職種については、既に国から示されているが、誰が、また、どの医療機関が対象となるかについては、これから登録事務が進められる

【委員】
  私どもは、精神障害者の社会福祉に関連する施設を運営している。施設の職員から、我々は不特定多数の方からいろんな相談を受けたり、最近では、相談支 援事業として家庭訪問を行うなど、業務内容も変化していることから、老人福祉施設等の職員と同様に、特定接種の対象になることはできないのか、という質問 を受けている。我々は、特定接種の対象となるのか、それとも自衛手段を講じなければならないのか、ご検討いただければありがたい。

【委員】
  特定接種の対象については、詳細には決まっておらず、これから検討されるのではないか。
  また、県の計画案では、県内発生早期には、必要に応じて一般の医療機関でも診療する体制に移行するとの記載があり、この段階までに医療従事者はワクチン接 種を受けていなければならないなど、特定接種の方法については、いろいろなことを考えていかなければならないと思う。

   (3) 富山県医療計画の改訂について
【委員】
    13ページの災害医療の施策の方向で、病院・医師会・薬剤師会等関係者と災害医療に関する情報交換を定期的に行い、連携を推進する予定であるというのは、 非常にありがたいことである。
  しかし、防災計画ばかりが進んでいて、原子力防災については高岡医療圏ではまだ整備されていない。特にヨウ素剤配付については、非常時には、医師会、病 院、薬剤師会から適正な配付をしなければならないと思うが、配付のタイミングなど具体的なことが決まっておらず、適正な対応ができないのではないかと危惧 している。
  原子力防災と今回の医療計画の中の災害医療、特にヨウ素剤配付については、同時進行で検討してほしい。
 
【事務局】
   実際どうなるかということをシュミレーションしないと、非常時にうまくいかないというのは、ご指摘のとおりである。
 国では、たとえば5キロ圏内は事前配付してはどうかとか、UPZ圏内では非難する際に配付してはどうかとか、順次検討が進んでいるが、現時点では詳細に 具体的なところまで煮詰まっていない。
 国の対策が決まってから県や関係市が対応を考えるのでは遅いので、県の原子力防災については、地域防災計画の中に原子力災害編というものを整備して進め ている。国で確定していない部分はそのままでいいから、原子力災害対策については、県は県で、氷見市を中心とした関係市も平行して策定を進めながら、国で 決定したものを追加し盛り込んでいくという形で検討している。
 県の原子力防災計画の具体策について検討する中で、実際UPZ圏内を見てくると、UPZ圏内で仕事をしている調剤薬局はほとんどない。
 実際に志賀原発で有害事象が発生した時に、医師や薬剤師が役割を分担して、必要な方に薬剤を届けるというのは大事な課題になるし、もっと具体策が出てき たところで、氷見市と協議しながら、地元の人たちとも検討していきたい。

【委員】
  8ページに認知症のケア手帳の普及を推進しますとあったが、先日高岡市の会合で見せてもらい検討していた。疾患ベースでみると多くのものがあるが、本 人にしてみれば認知症ケア手帳や他の連絡手帳などいろいろ記入しなければいけなくなり、ややこしい状況になるのではないかと思う。
  高岡市では、介護連絡手帳を作り、11年位前から使用しており、働いている人、家族、本人も含めてかなり活用している。そのような中で認知症ケア手帳を普 及しろと言われても困るという意見も出ていた。
   地域の実情に合わせて使いやすいような形で推奨していただきたい。
   それから、9ページで高岡医療圏における認知症疾患医療センターの設置を目指しますとなっているが、4医療圏の中で高岡医療圏だけ設置されていない。その ような問題を医師会などと検討していかなければいけないと思う。なぜ手があげられないのか、きちんと検証していただきたい。

【委員】
    高岡では、介護や在宅医療にかかわる職種が記入できる連絡手帳を以前から活用している。認知症ケア手帳の活用は強制することではないと思うので、地域と一 体となって進めてほしい。
    また、高岡医療圏に認知症疾患医療センターが無いということで重症例の対応が難しいのが現状である。設置については、いろいろな要件があると思うが設置を 急いでもらいたい。

    高岡医療圏には、地域医療支援病院がないと記載されているが、厚生連高岡病院は指定されていなかったか。
【事務局 】
     前年度に医療計画の改訂作業をした時点では指定されていなかったが、現在は指定されている。

【委員】
    救急車については広域化されている。
    救急医療についても高岡医療圏3市で広域化する必要があるのではないかと思う。

【委員】
    医療従事者のところで、各医療従事者の人口10万対で、県の割合より、高岡医療圏の割合が少ないが、これをどのように解釈しておられるか。

【事務局 】
    富山医療圏では、人口10万対で、医療従事者が多く、高岡医療圏を含めた他の医療圏では少なくなっている。
  これは、富山大学や大きな医療機関が富山にあるということが影響しているのではないかと思われる。

   大学病院の医療従事者の数を除くと、だいたい4医療圏同じくらいになる。
 
それから、高岡市と市町村合併した福岡町は医療機関が少なく、市町村合併前には福岡町は砺波医療圏域に入っていて、砺波医 療圏が医療従事者の割合が低い状況だったが、市町村合併後は高岡医療圏での医療従事者の割合が低くなったという事情もある。
   地元で働いている方々の不足感の認識は、あまりかわりはないのではないかと思う。
   引き続き、医療従事者の確保に向けて取り組んでまいりたい。