平成23年度高岡厚生センター運営協議会議事要旨
 
                                       日 時      平成23年10月12日(水) 14時00分〜15時20分
                                       場 所       高岡総合庁舎5階 会議室
                  出席者   委員25名中 22名出席(うち代理4名)
                  

1 開会       


2 あいさつ       小林厚生部次長

3 委員の紹介

4 議事


 (1) 
「高岡厚生センター事業の概要」につ いて  (黒澤所長

 (2) 
「東日本大震災被災地支援」について   (寺越主幹

 (3) 
「腸管出血性大腸菌による食中毒事 案」につ いて   (黒澤所長
  
   主 な意見・質疑等

   【委員】

    東日本大震災支援について、中越地震と比べて、最初の一週間、四週間ぐらいの違いを保健師の立場から教えていただきたい。
  私自身、東北に4回行った。薬剤師の立場から感じたことは、中越地震の場合は一般薬・市販薬があったが、東日本大震災の場合は、被災から一週間の時点 で、薬はなく、救急医療体制も整っていなかった。

【事務局】
    中越地震のときのことはわからないが、東日本大震災の最初の頃に派遣された保健師として感じたことは、今回は、薬を津波で流されてしまった人が多く、慢性 疾患の方も被災後一週間経っても薬がない状態だった。また、手元にあっても、1日3回分を1回にして飲むなど、薬に対して慎重だった。
  震災後7日位で、ボランティアの地元の医師が卸会社に連絡をとり処方されたり、医師会の方から薬が入手できる状態になった。

【委員】
    鳥インフルエンザ発生時の防護服は、常時どのくらい用意してあるのか。
  また、食品衛生監視というのは、事前に連絡しておいたのでは意味がないのではないか、抜打ち検査というのはあるのか、お聞きしたい。
  
【事務局】
    防護服は、もし短期間で鳥インフルエンザが発生した場合に、自衛的な対応が必要だということで、養鶏業者の規模により必要人員数を把握し、これを教示する こととなっている。
  食品衛生監視は基本的には抜打ちであり、ニュースで見られる年末一斉や夏期一斉監視は原則抜打ちである。ただし、施設の許可更新の場合は、効率的に手 続きを行うため、事前に連絡をとり、営業者に店舗にいてもらうことがある。
  また、今年度は追加監視として、今まで回っていない所に効率的に監視に入ろうとしたが、夕方から営業する店舗などには営業者がいないのが現実である。 そういう所は連絡して出てきてもらうしかない。

【委員】
    開業時の検査など、どのように実施しているか。

【事務局】
    営業を開始する場合は事前相談により取扱う予定の食品を確認している。
  更新の場合は、確認している食品について、再度確認する。また、衛生管理については、営業者から聞き取りし、不備な点を指導している。それに、更新の 場合は5年ぐらいの営業期間があるので、その間に施設などが変わっていないか確認に行っている。

【委員】
    一般の消費者には「生で食べるのはやめましょう」とアピールし、その一方で、また面倒な基準を作って生食を可能にするなど、厚生センター職員の食品監視業 務が 大変である。専門家には「食品衛生監視は食の安全を消費者に丸投げしたのか」という意見もあった。厚生センターは、どんなふうに受け止めているか、今後ど う進めていくのかお聞きしたい。

【事務局】
    できる限り安全な食品を提供するという点で、科学的な方法を提供するのが基本だが、一方、医学・生物学的には、100%こうだということを担保していくの は難しく、そのゼロリスクはないということを啓発していく必要がある。その方法としては、いろいろな立場の人が集まって情報を交換し、認識を深めていくリ スクコミュニケーションがある。
  その場合には、きちんと情報を提供していく必要がある。
  食品衛生行政の現場の声としては、膨大な数の施設を常時監視し、適正な状態を保っていくというのは、行政の力だけでは無理がある。
  食品衛生の基本としては、営業者の自主衛生管理と行政機関の支援・情報提供が非常に重要である。取締りだけでなく、よりよい方向に向かって行政は何 をすべきかということで、富山県では監視指導計画を作っている。いかに効率的に、営業施設の衛生管理を保ちながら、県民に安全で安心な食品を提供してい くかが重要だと考えている。

【委員】
    人口の割合をみると、非常に高齢者が多くなっている。高齢者というと昔は歯がないというイメージが強かったが、今は90歳を過ぎても歯をたくさんもってお られる。
  東日本大震災の時、体の状態が悪くなると、口腔機能も悪くなって、肺炎が非常に多くなったというのをNHKで取り上げていたが、高 齢者の全身状態が低下している場合の口腔機能の状態が把握できていない。氷見市歯科医師会では、今年高齢者の口腔内を調べようと思っているが、なかなかそ ういう機会や資料 がないので、厚生センターの事業で、こちらのほうにも目を向けてほしい。

【事務局】
    歯科のほうでも、いろいろお話をお伺いしたい。